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ビューティフルなヒューマンです。

コンテンツ主義社会。

こんばんわ、けんちゃくです。

みんな同じことを言っているのに、何となく言語化できていないから書こうと思う。

フレーズで引っ張るのがわかりやすいと思い「コンテンツ主義社会」と言う言葉を考えた。

資本主義は、二重構造になっていて底に「人を喜ばせる新しいコンテンツを生み出せばお金が集まってくる法則」が存在する。

分解して説明すると、

「喜ばせる」「楽しませる」「得する」「感謝される」など、何でも良い。

コンテンツとは、お笑いの人だったら新しいギャグだし、物書きだったら小説、スポーツ選手だったら新しいイベント、新しい移動手段でも、新しい流通のシステムでも、新しい働き方のシステムでも何でも良い。

儲かるというのは、人が集まればマネタイズのポイントがいくらでも発生するという意味だ。

いま、デリバティブの過剰な発達で資本主義が極端な二極化を招き、ITの猛烈な発達で個人が簡単にコンテンツを生み出せるようになった。

去年の今頃、ツイッターでピケティにほぼ対人論証に近い「学者だから世の中わかってないんじゃないの?」と批判する愚考を犯したんだけど、なぜそんなことを書いたかと言うと、ここまでデリバティブが発達する以前の資本主義とさっき書いた「人を喜ばせる新しいコンテンツを生み出せばお金が集まってくる法則」との親和性があまりに高くて勝手に同一視してごちゃ混ぜにしていたのだ。

さっき二重構造になっていると書いたけど、実際は資本主義が上にポコンと乗っかっているだけで、経済の仕組みとはまったく関係ない哲学の要素だった。

それなら哲学の要素を組み合わせた新しい概念を創れば良いということで「コンテンツ主義社会」と言う言葉を創った。

これで説明しやすいと思う。

もうすでに始まってるし、資本主義とほぼ変わらないんだけど、今までは、資本つまりお金がありきで、コンテンツを作っていたのだが、今はもうコンテンツがありきで、お金が動くイメージと捉えるとわかりやすい。

コンテンツ主義が資本主義を内側から追い抜くイメージ。

お金は主役ではなくなって、潤滑油や血液のような存在になる。

そして、「資本主義の仮面を被った社会主義」とか「完成された社会主義」といわれてる日本が世界で一番早くコンテンツ主義社会にたどり着けると思っている。